「ホームレスがいると不安」あおっていたのは国交省の方だった!?

2年ほど前、当時荒川に住んでいた仲間が
「ひでえんだ!今、墨田区役所に行ったら『荒川のホームレスをどう思いますか?』なんてアンケートが置いてあるんだぜ!」
と憤慨してやってきたことがある。

実際に墨田区役所1階ホールに置かれていたのがこれ↓

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発行元は今回の追い出し主体である国交省荒川下流河川事務所。

正確には『荒川のホームレスをどう思いますか?』という内容ではなかったが、
Q5:あなたは荒川に対して、次にあげるような問題を感じていますか?
という質問の選択肢の中に「⑥ホームレスへの不安」と書かれている。

どう思いますか?の方がまだマシだったかもしれない。
野宿を余儀なくされている人々について、野宿者ではない人々の中には「怖い」「汚い」などの差別・偏見を持っている人もいれば、「かわいそう」「気の毒」と同情的な人、きちんと社会構造の問題であると考えている人、何気ないご近所づきあいをしている人、無関心な人、様々いる。

しかし国交省が配布したこのアンケートでは初めから、河川敷で野宿を余儀なくされている人々を不安をもたらす存在として決め付けているではないか!!

国交省はこのかんの私たちの抗議の前に「地域住民からホームレスが大勢集まって怖い、安心して散歩ができないという声が上がっている」などと発言している。そもそも、そのような差別・偏見に基づいた声を行政が問題視せず真に受けること自体間違っているが、このアンケートからはむしろ国交省自身が差別的な認識を持った張本人であり、野宿者排除のために自らに都合のよい「声」を集めるべく誘導していた事実がうかがえる。

国策により日雇労働者を使い捨て、重層下請構造の最末端で起こる矛盾には知らん顔。自らは手を汚さず、多くの労働者の血と汗の上にあぐらをかいてきた国交省は、もっとも野宿者を生み出してきた省庁とも言える。その上、仕事がなくなり、年をとり、働けなくなった労働者に「怖い」「不安」のレッテルをはり、河川敷で生きることすら否定するとは、どこまで恥知らずで非人間的なのだろう。

皆さんはこのアンケートについてどう思いますか?

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