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独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)へ弁護士による質問書

2016/01/30 13:36
ホームレス総合相談ネットワークフェイスブックhttp://fb.me/7KgRWY8Si より転載


ご連絡(質問書)

独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC) 御中
 理事長 大東 和美 殿
 新国立競技場設置本部 ご担当者 殿
  ファクス(JSC管理部総務課) 03-5410-9146
2016年1月29日
弁護士  山本 志都(連絡担当)
墨東法律事務所
〒 136-0071 江東区亀戸2-28-3 アセッツ亀戸4階
電話 03-5628-5633

弁護士  戸舘 圭之
戸舘圭之法律事務所 
〒 102-0083 千代田区麹町2-12-13  LYNX麹町7階
電話 03-3288-0112


 初めてご連絡します。
私たちは、2010年9月渋谷区立宮下公園で行われた野宿生活者らの排除に関して、同公園内に居住していた野宿者及び同公園を活動場所としていた複数の団体を原告とし、渋谷区を被告とする国家賠償請求訴訟事件の原告代理人を務めていた弁護士です。上記事件については、2015年3月13日、東京地裁において、公園の全面封鎖が行われた当日、野宿者が渋谷区の職員らが有形力を行使して排除したことについて違法性を認め、公園のネーミングライツ契約などについても地方自治法上の違法性があるなどとする内容の原告勝訴判決があり、同年9月17日、東京高裁は被告渋谷区の控訴を棄却し、地裁判決が確定しています。

1月27日早朝、貴法人の職員らが、多くの警備員を引き連れて、明治公園の3ヶ所の出入り口の封鎖を強行し、貴法人から委託を受けたと思われる業者が、封鎖のための工事、さらに、霞岳広場にある公衆便所および園内の水道と電気を止める作業を行いました。
 明治公園内には数名の野宿生活者が暮らしています。貴法人は、これまでこれらの公園住人に「住んでいる人がいる間は工事をしない」「生活に影響のある工事について事前に説明をする」「話し合いで解決する」と約束してきたと聞いています。しかし、貴法人が委託した業者によって行われた工事は、野宿者の居住区と公衆便所を行き来する通路に、クレーン車で単管を組んだ鉄柵を吊り下げて、工事の強行に反対し話合いを求める住人らと応援有志の頭上をかすめるように設置しようとするなど、きわめて危険なものでした。また、ライフラインの切断は住人らの生死と直結する問題ですが、事前の説明はありませんでした。貴法人の約束は全く反故にされています。

 貴法人が、野宿生活者との話し合いを行わずに、その意思に反して強制退去を行うことは、きわめて重大な人権侵害です。明治公園に暮らす住人たちは、2013年の「東京オリンピック
決定以降、新国立競技場関連工事を理由に、東京都によって、二度の園内移転をしいられてきました。通路の封鎖、ライフラインの切断は、これら野宿生活者を実質的に強制排除するものであり、決して許されません。
 新国立競技場計画そのものがいったん白紙撤回され、着工時期が来年1月に変更になっています。また、同計画をめぐっては前案の盗用疑惑が発覚して、再度の計画変更もありうると報じられています。野宿生活者の居住している明治公園の取壊し工事を、新国立競技場建設に先行して行う必要は全くなく、話し合いを行う時間も十分にあるはずです。

 前述した宮下公園をめぐる判決内容にてらし、工事実施を理由にして野宿生活者を強制力により排除することは違法です。今後、貴法人あるいは貴法人が委託した業者が決してそのような行為を行わないよう、強く求めます。
 また、野宿生活者らから昨日申し入れのあった、@話し合いの再開、A話し合いによる解決がなされるまでの明治公園取り壊し工事の停止、B通行禁止、公衆便所の水道や電気の停止などの措置の即刻停止 C27日に設置した工作物の即時撤去 について、貴法人が責任をもって検討し、受け入れるよう、要請します。

 なお、本件工事の強行、野宿生活者を実質的に排除したことについては、その法的根拠をめぐっても大きな疑義があります。法的根拠に関連する以下の諸点について、3日以内に書面で回答をいただけますようお願いします。
(1)貴法人は、野宿生活者が居住する明治公園内の土地について、いかなる法的権利を有しているのでしょうか。根拠もあわせてお示しください。
(2)1月27日に行われた出入り口の封鎖や公衆便所の水道や電気を止める措置は、東京都の指示によるものですか、それとも貴法人の判断で行われたものですか。東京都の指示によるものであれば、担当部署をお教えください。貴法人の判断で行われたものであれば、そのような措置を行うのは、貴法人の有するいかなる権限に基づくものなのかご説明ください。
(3)1月27日には、野宿生活者の友人や知人等の関係者の、出入り口からの排除が強制力を用いて行われましたが、これは貴法人の有するいかなる権限に基づくものですか。
(4)貴法人は、明治公園内の野宿生活者の存在を事前に認識していましたが、これらの野宿生活者に対して、今後、どのような対処を行っていくつもりなのか。東京都との間ではどのように連携をとっていくお考えですか。
(5)1月27日の工事は「明治公園橋等とりこわし工事」あるいは「下水道撤去工事」どちらに含まれるものでしょうか。あるいは、それとは別の工事に含まれるものなのでしょうか。
(6)貴法人が行うことを予定している、明治公園内の野宿生活者に影響を与えることが想定される工事、具体的には「明治公園橋等とりこわし工事」「下水道撤去工事」あるいはその関連工事について、委託業者名、契約締結日、工事期間、工事内容をそれぞれお示しください。2015年12月21日には、貴法人担当者は「委託業者を交えて改めて工事説明会を行う」旨説明していたようですが、工事説明会は、いつ行う予定ですか。

 ご対応、よろしくお願いいたします。

以上
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JSCによる1月27日の明治公園封鎖に関する緊急声明

2016/01/29 16:11
オリンピック追い出しヤメロ応援する有志のブログhttp://noolympicevict.wix.com/index#!blog/u1ok7より転載

2016年1月28日

日本スポーツ振興センター理事長 大 東 和 美 様

   JSCによる1月27日の明治公園封鎖に関する緊急声明

1月27日早朝7時20分、日本スポーツ振興センター(JSC)の職員・新国立競技場設置本部運営調整役高崎義孝氏ほか約8名が、大量の警察官及び警備員を引き連れ明治公園の3ヶ所の出入り口(外苑第二球場前、四季の庭からの迂回路(外苑西通り)、明治公園霞岳広場[南東]日本青年館脇歩道)の封鎖を強行しました。さらに霞岳広場にある公衆便所および園内の水道と電気を止めるという暴挙に出ました。3ヶ所の出入り口には27日現在、単管と金網でゲートが設置され24時間体制で警備員が通行を不当に制限している状態です。

明治公園内には数名の野宿生活者が暮らしています。JSCはこれまで明治公園住人に「住んでいる人がいる間は生活に影響のある工事はしない」「工事をする場合はその内容について事前に説明をする」「話し合いで解決する「強制排除はしない」と約束してきました。しかし1月27日東京都が都立公園としての明治公園を「廃止」し、新国立競技場敷地としてJSCへの無償貸付を決定し管理権を移譲した、その一点のみを理由に、生活通路を塞ぎ最低限必要なライフラインを絶つといった暴挙を行ないました。野宿者の居住区と公衆便所を行き来する通路に、あろうことかクレーン車で単管を組んだ鉄柵を吊り下げ、抗議する住人と応援有志の頭上をかすめるように設置しようとするなど、信じ難い光景が繰り広げられました。満身の抗議によりこの通路を分断する柵の設置は中止したものの、多くの監視の目がなければこのように物理的に野宿者をライフラインから分断し閉じ込めるような工事が強行されていたはずです。また、応援に集まった人々を、警備員及び民事不介入を原則とするはずの警察官が、ゲートから暴力的に追い出し、危険な状態を招きました。そして野宿者住人の生活、生存に支障を及ぼすこれらの工事について多少なりとも説明を求める住人と応援する有志に対し、高崎氏は一切の無視を貫き、退去要請を繰り返しました。事態を知った国会議員やジャーナリストが駆けつけるその直前まで国家権力をかさにきた住人への威圧行為が続けられました。

JSCが野宿当事者との話し合いを拒否し、その意志に反して退去要請を行うことは、国際人権規約「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約にある(1)高度の正当化事由(2)真当な協議等の適正手続(3)適切な代替住居の提供という3要件を欠く強制立退きの禁止に反する重大な人権侵害です。なによりも当人の意志を踏みにじりその生存権を侵しています。明治公園に暮らす住人たちは、2013年の東京オリンピック決定以降、新国立競技場関連工事を理由に、東京都によってそれ以前にはなかった不当な退去圧力、二度の園内移転をも強いられてきました。その東京都ですら事実上公園で暮らすことを認めてきたのです。

JSC高崎氏は、新国立競技場基本計画が明らかになった2014年春の時点で現地住人に「新国立着工までみなさんの生活に影響はない」と説明していました。当の新国立競技場計画そのものが白紙撤回、計画変更し、着工時期が2017年1月と1年先に変更になり、かつ新国立計画をめぐって前案の盗用疑惑が発覚し再度の計画変更もありうる以上、明治公園取り壊し工事のみを先行して行う必然性はありません。野宿当事者との話し合いをする時間も十分に残されているはずです。なによりも、オリンピックに間に合わせるという自己都合を優先し、いま現在住んでいる野宿生活者の生存を脅かすような工事を強行することはいかなる理屈に照らしても認められません。

JSCは住人と応援する有志の粘り強い抗議によって午後2時20分の時点で「本日の工事は終了します」と宣言し、引き下がりましたが、1月28日以降も、明治公園=新国立競技場敷地「確保」のための完全封鎖、公衆便所など「工作物の撤去」、樹木伐採など、明治公園取り壊し工事を強行する構えを崩していません。しかし27日時点で、受注業者は明らかにされず、工事工程表など工事着工に必要な掲示も一切なされていない以上、これらはすべて違反工事とみなします。よって、野宿者追い出しを目的にした嫌がらせ行為であると判断せざるをえません。野宿者排除が目的である以上、私たちはこれらの工事を進めさせるわけにはいきません。

よって、JSCに対し、以下4点を緊急に申し入れます。
(1)  明治公園に長く暮らしてきた野宿生活者・応援する有志との話し合いを即刻再開すること。
(2)  話し合いによる解決がなされるまで、明治公園取り壊し工事は停止すること。 
(3)  知人、支援者、近隣野宿生活者を含めた、通行禁止、公衆便所・水場の使用停止など、生存権 を脅かすライフライン破壊をいますぐ止めること。
(4)  台車や自転車の通行の妨げとなる、27日に設置した工作物を即刻撤去すること。

明治公園住人と国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志



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1・11日雇全協反失業総決起集会へ

2016/01/10 01:17
佐藤満夫さん虐殺31ヵ年、山岡強一さん虐殺30ヵ年弾劾・追悼
1・11日雇全協反失業総決起集会

日時:1月11日(月・休)10時
場所:玉姫公園(台東区清川 2-13-18 南千住駅徒歩10分)

集会後に山谷一周デモ、終了後交流会
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