山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-

アクセスカウンタ

zoom RSS 3.5(月)江東区役所申入れ行動報告!

<<   作成日時 : 2012/03/08 21:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

ビンボー祭りの興奮さめやらぬ3月5日、私たちは、江東区役所に対する申入れ行動を行いました。1月27日に強制フェンス封鎖、2月8日に行政代執行を強行し、2月9日にこの暴挙に対して抗議を行ったAさんが弾圧されて以来、江東区役所は話し合いを一方的に反故にし、竪川の野宿者や支援者を「住民の安全を脅かす不法占拠者である」と悪宣伝を行い、話し合いはおろか私たちを区庁舎の中にすら入れないという対応を続けています。

私たちは1月27日や2月8日のような暴力が二度と繰り返されないために、仲間の生活を皆で守り抜くために、下記のような申入書を提出することにしました。

*******

申 入 書

江東区長 山崎孝明 殿
江東区土木部 部長 並木雅登 殿
江東区土木部水辺と緑の課 課長 荒木猛男 殿

私たちは竪川河川敷公園住人および支援者有志です。

 2007年3月、江東区、水辺と緑の課は、竪川河川敷公園で「野宿者排除はしない」「(工事を行う際は)話し合いをする」と明言しました。また、工事に協力するため、区の指示した場所に移った野宿者に対して区は、「次の工事が始まるまでの数ヶ月間、皆さんと膝詰で話し合っていく」と明言しました。

 しかし江東区が現実にやったことはどうだったでしょうか?到底、話し合いからはほど遠い、戸別訪問による立ち退きの圧力、ガードマンによる早朝深夜の嫌がらせ、はては水辺と緑の課・課長自らが「お前ら俺をばかにしているのか」などやくざまがいの態度で仲間を恫喝するといったやり方でした。多くの人々は暮らしていた場所からの移動を強いられ、最終的に残ったテントに対して、江東区は話し合いを拒否した上で行政代執行手続きを開始しました。行政代執行手続きを避け、すでに工事が完了した地区に移ったテント群に対して区は1月27日、公園の封鎖を暴力により強行し、水場と生活通路を遮断しました。この際、抗議する私たちの仲間に多数のけが人が出ています。さらに区民に対して、「区民の安全な利用が確保できない」「不法占拠者が工事妨害をしている」という、事実と反する、きわめて差別的で悪質な宣伝を行っています。そしてついに2月8日、行政代執行の対象地に残った一軒のテントに対し、区は行政代執行を強行した後、それ以前に約束していた話し合いの約束を、一方的に反故にしました。話し合うといいながら暴力的な強制排除を行ったのですから、これはだまし討ちです。ことは、野宿者の命と生活に関わる、居住権と生存権をめぐる問題です。行政が、このようなやり方によって当事者との話し合いを拒否し、暴力をふるいつづけるといったやり方が、はたして許され、まかりとおってしまうのでしょうか?私たちは、度重なる江東区役所の欺瞞と暴力に、怒りをおさえることができません。

 しかし、どんなに嘘をつかれようとも、私たちはあくまで、話し合いを求めます。私たちが一貫して求め続けてきたのは、野宿者の生活と命が奪われることのないように、追い出しをやめろということです。江東区は、本当に、いい加減、私たちの怒りを認識し、誠実な話し合いに応じてください。

一、私たちはあくまで真摯な話し合いを求めます。これ以上、私たちを騙して暴力的に事を進めるのはやめてください

二、公園の封鎖をただちに解除してください
水場はもちろん、リヤカーや自転車が通る通路をふさいでは、アルミ缶や古紙を回収して日々の糧を得ている野宿者は、生きることができません。江東区は、野宿者に死ねというのですか?

三、五の橋の工事を停止していることについて、納得できる説明をしてください
江東区が流しているような「私たちが工事妨害をしている」という事実は一切ありません。江東区は、わざと工事を停止し、私たちにその責任をなすりつけようとしているのではないでしょうか?現在、「工事を進めるため」として強行されたはずの行政代執行の跡地では工事は止まっています。これではなんのための行政代執行だったのでしょうか?

四、1月27日のフェンス封鎖、2月8日の行政代執行にともなうガードマン・職員による暴力について謝罪してください

五、野宿者とその支援者についての差別に基づくデマを流すことを止めてください
竪川河川敷公園を「一部閉鎖」している理由として江東区は、『安全な利用が担保できない』と言います。野宿者やその支援者は「危険だ」とでもいうのでしょうか?この社会の中で野宿者に対して貼られることの多い「怖い」だとか「危険」だとかいったレッテルは、根拠の無い偏見です。そういった偏見が、野宿している者に対する暴力を正当化してきました。暴行や放火・投石などによる襲撃によって、あるいは江東区による執拗で暴力的な排除によって、日夜、安全な生活と生命を脅かされているのは野宿者です。行政が率先して野宿者に対する偏見や差別を煽るのは、決して許されることではありません。

六、すでに工事が完了した場所に移ったテント群に対して、強制的な排除をしないことを約束してください

七、C工区を工事する際に、C工区で生活している野宿者に対して、強制的な排除をしないことを約束してください


以上について3月12日までに誠意ある回答を求めます。


********

江東区はこの日も恒例のピケで私たちを出迎え、庁舎内に入れさせないという姿勢で臨んできました。
まったく担当外であるはずのみどり推進課長が正面玄関で「ここで私が申入れ書を受けとります」。それではお話しになりません。
最終的に5人であれば中に入ってもよいということになり、水辺と緑の課カウンターで申入れ書を提出することに。本来誰に対しても開かれた公共施設である区役所に入るのに人数制限を行うこと自体、まったく不当ではありますが、
これまで1人たりとも中に入れないという強硬な姿勢を続けてきた江東区に対しては小さな前進です。
私たちは2月9日に暴力的に排除されて以来初めて、水辺と緑の課窓口に立ち、はっきりと申入れ書を読み上げ手渡すことができました。

差別と暴力ではなく話し合いによる解決と、仲間の生活と命を尊重すること。この極めてシンプルな内容を求めた私たちの申入書に対して江東区がどう答えるのか、多くの皆様のご注目をぜひ寄せてください。
よろしくお願いいたします。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
3.5(月)江東区役所申入れ行動報告! 山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる