山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-

アクセスカウンタ

zoom RSS 「葦のことは考えているけど人間のことは考えていない工事なのか?」「そうです」

<<   作成日時 : 2011/10/19 20:22   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像
荒川河川敷での追い出し工事について、9月12日に行われた国交省荒川下流河川事務所との話し合いの内容の抜粋を掲載します。タイトルは、話し合いの場で交わされたやりとりの一部。私たちが国交省の職員に対し「葦(河川敷に生えている植物のアシ)のことは考えているけど(そこに暮らす)人間のことは考えていない工事なのか?」と尋ねたところ、職員の答えは「そうです」の一言。以下、テープおこしができている話し合いの前半1/4くらいの部分です。
(●はこちらからの発言です。)

2011年9月12日
国交省荒川下流河川事務所にて

<管理課長、以下K>:
それでは説明会を始めさせていただきます。司会を務めさせていただきます、荒川下流河川事務所管理課長の桑原といいます。本日の説明会は、次の会議の予定もあるので手短に5:15までとさせていただきます。
本日の進め方は、工事の経緯、工事の内容、警告書の趣旨の3件について15分程度で説明します。その後、質問の時間を10分程度設けていますので、その際に質問をお願いします。(←以上を一方的に通告。)

<工事の経緯(地域連携課係長、以下M)>
荒川下流部は東京を流れる大河川で、1000万人程度が利用している。そのために、グラウンドや公園などが設置されているが、そのほかに自然地というところもある。2〜3割である。自然地というのは、葦原とか、干潟とか、草原とか、池、水路というところで、非常に重要で大切であり、皆さんで守ろうということで、国交省だけでなく地元と自治体とも話し合いを持っている。
この自然地には今、問題がある。私たちは葦原を非常に大切にしているが、船が通ったときの波で削られたり、自然地があれてきている。例えば、シダレヤナギが増えて大きくなっており、洪水のときに水が流れなくて困る。外来種がどんどん増えてきている問題、漂着ゴミの問題など、自然地とはいえ放っておけばよいというわけではない。

●そんな話を聞きにきたのではない。人々の暮らしの問題だ。

<M>墨田や西新井で、地元、自治体、学者などで検討会を開き、今の墨田の河川敷を自然の公園にしようという話が持ち上がり工事をすることになりました。

●なぜそのような話を最初にせず、いきなり紙切れ1枚持ってきたのか?

<M>どういう公園にしたいか、どういう工事をしたいかは図面を見てほしい。

●自然が大切だというが、自然と人間とどちらが大切なのか?

<M>どちらも大切だと思います。皆さんも大切ですし、地元の方々も大切ですし。。。

●大切にしているなら、なぜ警告書一枚で追い出そうとしたのか。

【.....抗議によりしばらく紛糾.......】

●現在みんなが住んでいるところがどうなるのか。いま住んでいるみんなのことをどう考えているのか、その経緯を言ってほしい。この計画図の範囲の地域に住んでいる人のことがどう反映されているのか。

<M>こちらの図には住んでいる方のことは反映されておりません。

●ふざけないでほしい。理由を言え。いま目の前にいる人をどうするのか。

●われわれには人権はないということか。

●検討会での話の中に、ここに住んでいる人のことは入っていないのか。

<M>入っておりません。

●なぜか。

<M>そこに住んでいる人に対する経緯は、今回の工事には含まれておりません。それしかこの場では言えません。

●つまり葦のことは考えているけど人間のことは考えていない工事なのか。

<M>そうです。

●そこに人が住んでいるのは知っているのか。

<M>知っています。

●ではその人のことが計画に反映されていないのはなぜか。

●住んでいる人のことはまったく考慮にいれていない計画だということか。

<M>そうです。

......以下、やりとりが続きます。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
「葦のことは考えているけど人間のことは考えていない工事なのか?」「そうです」 山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる