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zoom RSS 野宿してると使えない【臨時特例つなぎ資金】なんて...

<<   作成日時 : 2010/02/28 01:30   >>

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先の月曜日に、野宿からの【臨時特例つなぎ資金】の貸付けを申請したのですが、お断りされてしまったので、それについて報告します。つなぎ資金って、生活に困っている人のための制度のはずなのに、野宿してると使えないなんて。。。。

【背景】
私たちは、月に2回のペースで、生活保護の集団申請を行っています。地元の区である、台東区と墨田区が主な申請先です。集団申請行動に参加し、生活保護を申請するのは、野宿生活を送っている人がほとんどです。私たちは、原則的に居宅保護を求めて取り組みを重ねてきましたが、その中で、生活保護開始までの居所をどうするかという点を巡って、これまでずっと(一年半くらい)争ってきました。特に台東区は、手持ちのお金がない人に対し、宿泊費と生活費の(一時金などを使っての)貸付けを決して行おうとしません。向こうの言い分としては「生活保護の開始決定を出すのに居所を定めないとダメ」ということで、実際、野宿状態で2週間待機した仲間に対して、2回ほど却下決定を出しています。
結果としてどういうことになっているかというと

  • 簡易宿泊所の宿泊代を作れる仲間:空き部屋のある宿泊所を見つけ、宿泊証明を取って、そこを居所に生活保護を開始させることができる。

  • 宿泊代を作れない仲間:役所が準備する緊急宿泊施設(春風寮、銀セン閣、新大久保寮など)に入り、そこで生活保護開始決定を待つ。(施設は相部屋での生活で、現金支給は一日300円前後。門限アリ)


という、かなりイビツな具合になっています。貧乏で、本当にお金がない仲間は、実質的に施設入所を強制されるということです。

【臨時特例つなぎ資金申請の顛末】
今回、生活保護を申請し開始決定を待っている段階で、仲間の一人が「臨時特例つなぎ資金」を申請しました。2/22のことです。生活保護を申請したのが台東区なので、台東区でつなぎ資金の活用を求めました。その貸付けにより得たお金で宿泊所に泊まり、そこを居所に生活保護を開始させるためです。
つなぎ資金の貸付け(お金の受け渡し)を行うのは台東区社会福祉協議会です。ただ、制度を使うにあたり福祉事務所から"意見書"というのを社協宛に書いてもらわなければなりません。書式をもらったので添付しますが、台東区福祉事務所はこれの作成(記入)を拒否しました。社協では、「意見書がないと貸付けはできない」と言われるので、ここで行き詰まりました。
福祉事務所が意見書を拒否する具体的な理由は以下のようなものでした。

  1. 入居予定の住所が決まっていない

  2. 現在の居所が存在しない

  3. 生活保護決定予定日が決まっていない

  4. 初回の生活保護支給予定日が決まっていない

  5. (申請者が)銀行の口座を持っていない


「これらの要件を満たしていないので、意見書を書くことはできません。」とのことでした。「これらの要件」というのは、東京都社協と福祉事務所との取り決めにより決められたそうです。しかし、これらの要件について、公式にはあまり言及されていません。上記の「意見書」にも"必要事項"としては書いてありません。何とかこの制度を使って行けないかと考えています。

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