台東区避難所問題:野宿する人々100人に行った聞き取りの結果 パート2 ----12日、野宿する人々はどのように夜を過ごしたのか---

「バス停の屋根の下にいた。ちょっと雨がすごかったよ。濡れてびしょびしょ。」「高速道路の下にいた。濡れた濡れた」「アーケードにいたんだけど看板が飛んできた」
聞き取りでは、まず台風の時にいた場所を尋ねたが、それへの回答の一部だ。その他にも
「アーケードにいた。屋根のトタンがバタバタして吹っ飛ぶんじゃないかと思った」「駅にいた。雨風がすごかった」「駅にいた。雨風がすごく、ダンボールが飛ばされた」「公園にいた。夜すごい風が吹いた」「地下街の階段にいた。雨が吹き込んで、寒くて眠れなかった」「高速道路の橋脚の下にいて、雨は大丈夫だったけど風がけっこう来た」などなど。多くの人が、今までにない雨風の強さを口にしている。

一箇所にとどまらず、移動し続けた人も。「一晩中転々と歩いていた」「台風が過ぎるまで歩きっぱなし」「ずっと歩いていた」これは、刻々と風向きが変わるため、風雨を避けるために移動していたということ。
野宿しながら仕事をしている人もたくさんいる。手持ちの金がある人の中には、漫画喫茶に泊まった人たちも(100人中3名)。

公園や河川敷などに小屋がけして暮らしている人たちは、基本小屋で台風をやりすごしている。だが、川の水位が上がれば、小屋が水没、流されるなど、大きな影響を受ける場所でもある。今回、河川敷で暮らす仲間の何人かは、山谷労働者福祉会館に泊まった。

当然のことではあるが、雨風をしのぐすべを持たない野宿者は、今回のような台風で最も大きな影響を受ける。吹き込んだ雨に濡れてびしょびしょになった人、飛んできた看板が頭に当たった人、一晩中歩き続けた人。避難所の外で台風の夜を過ごした人々のこれらの声。私達にとって、ここが全ての出発点である。

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