佐藤満夫監督虐殺から30年。山谷で見る「山谷 やられたらやりかえせ」

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 1984年12月22日、山谷のドキュメンタリー映画を撮ろうとしていた佐藤満夫さんが右翼ヤクザに殺されて、ちょうど30年を迎えます。右翼ヤクザ金町一家と山谷争議団が闘うさなかに山谷に支援として関わり、その最先頭で闘った佐藤さんは自分の出自である映画を武器にすべく山谷を撮ろうとしていました。その映画は山谷争議団の山岡強一さんによって完成されましたが、山岡さんもまた映画完成した直後にやはり金町一家の凶弾に斃れました。
 その映画「山谷 やられたらやりかえせ」は30年を経た今でも幾度なく上映され、新たな観客を生み出し、多くの感動をあたえつづけてきました。80年代中期の山谷―寄せ場を右翼ヤクザとの闘いを焦点に描き出したこの映画がなぜ力をもつのか。それは佐藤さんと山岡さんがこの映画を通して、この国の近代そのもの、そしてそれを支え、それに虐げられてきた下層民衆をアジアにまで視野をひろげて、根底から問おうとしたからに他なりません。
 山谷は大きく変貌しましたが、下層の者、弱い者が一番の犠牲を強いられるという現実と、そこからの抵抗にこそ希望があるという事実は決して変わりません。佐藤さん虐殺から30年めのいまこそ、山谷の地でともにこの映画を見ながら、歴史と未来を考え直してみましょう。

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