【竪川】一軒だけ残った高齢の仲間の小屋に「行政代執行」が迫っています。代執行時期:2月6日~10日

画像
1月30日、江東区竪川河川敷公園の行政代執行の対象地に一軒だけ残った小屋に暮らす、Aさんに、行政代執行の令書が手渡されました。代執行の対象地域の他の小屋は、代執行の手続きが進む中で、強いられる形で移動をしています。(これらの小屋に対し、暴力によるフェンス設置が強行され、公園が封鎖されているのはお知らせしたとおり)

一軒だけ残った小屋の住人、Aさん(60代なかば)。若いころから港湾の倉庫作業を20年以上もしてきた人です。食料、衣類、惣菜などの倉庫で、フォークリフトや玉掛けの作業をこなしてきましたが、仕事が少なくなって会社がつぶれ、20年前から野宿するようになりました。竪川へ来て、15年以上になるといいます。

60歳を越えるAさんは、体の具合があまりよくありません。Aさんは行政代執行の期限が迫っていることを心配しています。毎日、移動のための荷物の片付け・整理をしていますが、作業は体の調子がいい時に少しずつ。なかなか進みません。

江東区役所は、Aさんのことを気にかけているそぶりを見せています。水辺と緑の課の荒木課長は「Aさんは体が悪いんだから病院に行った方がいい」と言います。しかし、そのような体が悪い人に行政代執行をかけている張本人が水辺と緑の課です。そのことについては「工事が進まないと何億もの損害が出るから代執行は行う」と言い、それ以上は口を閉ざしています。先週末には、区の保護課の職員がAさんを訪問しました。(ちなみに江東区で保護課の職員が野宿している人のもとへ出向き、アウトリーチの活動をするのは今回が初めて。これまでの区の野宿者に対する基本姿勢が追い出しであったことがわかります)
Aさんは、保護課の職員の、生活保護の勧めをすっきりと断りました。これまで暮らしてきた公園での15年間の重みと、追い出しの道具として使われている生活保護に対する抵抗があったことは想像にカタくありません。

画像
まわりの仲間もAさんのこと、迫る行政代執行のことを心配しています。Aさんのために、移る先の場所を準備し、行政代執行が行われたときは、その晩から屋根だけはあるように備えています。引越や荷物の整理・移動についても、手伝いたい旨をAさんに何度も打診していますが、Aさんは「自分の荷物は自分でやる」と、頑として引越しを自分一人でやる姿勢です。
これまでも、まわりの仲間はAさんのことを気にかけ、そっと支えてきました。少ない稼ぎの中から、食事や衣類を折にふれAさんに差し入れる仲間たちの間で、Aさんの暮らしは続いてきました。差し入れも、決して押し付けるものではなく、Aさんの暮らしに踏み込みすぎることなく、皆で見守ってきました。今回の代執行と引越しについても、あくまでAさん本人の気持ちを考えながら、可能な部分を手伝う、という方法しかありません。
 また、地域の一般住民もAさんのことを気にかけています。Aさんのもとへ食料や衣類を持って訪れる住民の方々がおられます。

月曜日(明日)から金曜日の間に行政代執行を行うと、江東区役所は令書で通告しています。一人残ったAさんのことを皆が気にかけています。60過ぎで体の悪いAさんの小屋に強制排除を行うことにどのような意味があるのか、あらためて江東区には聞いてみたい気がします。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

驚いた
ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのトラックバック