山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-

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zoom RSS 2014-2015山谷越年闘争報告

<<   作成日時 : 2015/03/25 18:12   >>

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わずか一週間の集団野営と共同炊事、そこから何を生み出すことができるのか?厳しく問われるのが越年闘争です。
言うまでもなく、野宿者を取り巻く厳しい状況は年末年始に限ったことではなく、役所の窓口が閉まるとも言いますが、役所は基本ろくなことをしない(追い出しや荷物撤去など)ので役所が開いているほうが大変という側面もあります。現場仕事が止まり飯場が閉まる。アルミ缶が出なくなる、各地の炊き出しが休みになるという年末年始固有の状況はあるものの、正月があけても何かが解決されるわけではありません。
小屋は追い出しをかけられ、わずかな休息を取ろうとしても公園のベンチには仕切りをつけられガードマンが起こしに回ってくる。少年による暴力。日雇い労働現場でのピンハネ、労災もみ消し、アブレ、アルミ缶仕事を違反とする条例作り、「持ち去り禁止」キャンペーンに煽られた差別、生活保護をとればタコ部屋に入れられ貧困ビジネスの食いものにされる…。年中無休でこれらと向き合わざるを得ないのが野宿の仲間たちです。

実際の越年闘争は、東京都の山谷対策機関でありながら今は野宿者排除を鮮明にしている城北労働福祉センター前路上で300人近い仲間たちの飯作り、寝場所のない約30人の仲間たちの寝床作り、そして各地に出向いてのもちつきを毎日みんなでやるというものでした。
寝場所のテント作り、薪作り、カマドの設置、米とぎ、肉、魚、野菜切り、火をたく、鍋洗い、片付け、寝床敷き、撤収作業など膨大にある作業です。「路上で火をたくな」という消防、警察の妨害をはねのけ、寒さの中冗談を言い合いながら、あるいは默々と、慣れない人や体力の落ちた人に気を配りながら、寝場所がない泊まり込みの仲間や河川敷の小屋から毎日来てくれた仲間たちが中心にやりきりました。野宿の仲間たちが持つ力を見せつけられる思いでした。
また昨年に引き続き今年も都内の野宿者排除の最先端攻防となった渋谷越年闘争の現場へ応援にも行きました。凄まじいまでの排除とそれに屈しなかった渋谷の仲間たちの姿はみんなの目に焼き付いたと思います。

この力をみんなが日々対峙している現実との闘いに生かす。それでなくては越年をやった意味がない。そういう気持ちで越年明けの行動にとりくみました。
1月5日台東区保護課団交と生活保護集団申請、1月6日職安登録行動、センター押しかけと
越年闘争で培った仲間たちのつながりがそのまま行動に結実しました。
さらにアルミ缶組合の活動や襲撃問題、各地の追い出しへの抵抗戦、生活保護の施設問題と日々の闘いはつづいています。

今越年は「山谷やられたらやりかえせ」を撮った佐藤満男さんが金町一家に殺されてから30年目にあたります。越年前段、会館で上映会を行いました。多くの仲間が殺されてきた歴史の中で今もなお実力で闘うしかない状況を痛感します。

最後になりますが、数えきれないくらいの多くの方々から食材、物資、現金のカンパをいただき仲間たちの越年越冬闘争を支えていただいています。本当にありがとうございました。
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