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zoom RSS 毛布配りパトロールで聞いた話「福島の原発で働かないかっていう手配師が来たよ」

<<   作成日時 : 2013/02/15 21:07   >>

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 一月半ばから、毎週木曜日夜、上野と錦糸町地域を中心に、野宿する人々に毛布を手渡すパトロールを続けています。その夜回りの中で、とあるガード下に暮らす仲間から聞いた話。

ー今、このガード下で寝てる人は、それほど多くないみたいですけど。。。
「いまは数人だけど、前はもっといたよ。けど、生活保護施設の勧誘がすごくて、みんなそっちに行った人が多いよ。あそこにも寝てた人いたけど、俺よりも年上だけど、どうも千葉の方に行ったみたいだよ。」

ー勧誘ってどういうふうに....?
「今は、年明けてから、あまりほとんど来なくなったけど、12月のころはすごかったよ。ほぼ一日おきくらいに、ガード下、すぐそこのとこだよ、にバンで乗り付けて、声かけてたよ。時間は寝入りばなや、朝起きたころが多いけど、夜中の3時に来るのもいた。」

ー生活保護の施設(無料定額宿泊所)についてはあまりいい噂を聞きませんが、大丈夫なんでしょうかねー。1ヶ月月の保護費が家賃入れて約12-13万円で、そのうち10万円くらい施設がポッポナイナイして、本人にわたるのは2万とかでしょ。それに食事がひどいとか、いろいろアコギな話ばっかしか聞きませんけどねー。
「それほど良くはないのは、みんなわかってると思うよ。そんな夜中に勧誘に来るところがまともな所なわけないしね。けど、あまりに寒いからしょうがなく施設に行く人が多いと思う。千葉とか大宮とか川崎とか、いろいろ。まあ、最初そういう施設のやつから話聞くと、最初は保護費半々くらいで折半かな、と思うんだよね。だけどだんだん話聞いてるとどうも6:4とか7:3とかみたいで、実は8:2とかそれ以下なわけだろ(もちろん施設が8な)。なんだかな、と思うよ。」

ー寒いですからねえ。
「それに、少しでも仕事してないと、あたりまえだけど食えないから、路上より生活保護の施設の方がいいと思うのは、しょうがないよ。」

ー仕事があるかないかは大きいですよね。
「仕事といえば、福島の原発の仕事の勧誘も来たよ。一月くらい前だけど、なんだかチャラチャラした感じの若い者が車で乗り付けて、仕事あるよって。内容を聞いたの。そしたら、一日2万円だっていうから、どんな仕事だって聞いたら、福島の方だって。福島のアソコですよって。アソコってどこだよって聞いたら、わかるでしょって言ってた(笑)。大した作業じゃないし、全然危なくないっていってたけど、そんなわけないだろー。」

ー行ったんですか(笑)?

「行かないよ(笑)。それっきり来ないけど、とにかく人が足りないって感じだったな。」

ーどんな内容の仕事だったんでしょうね?ちょっと気になるな。
「たぶん手配に来てたのもあんまりわかってないんだと思うよ。」

ーなるほど、そうかもしれませんね。
「おう、じゃもう寝るよ。」

ーどうもおやすみなさい。
「はいどうも。」

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