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zoom RSS 【荒川排除】2月23日国交省に話し合い申し入れしました!!

<<   作成日時 : 2012/02/24 21:22   >>

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竪川河川敷公園での状況が緊迫する一方、荒川河川敷の排除は1月12日に機動隊動員による強制撤去が行われて以来、大きな動きがありません。しかし、国交省荒川下流河川事務所は連日、荒川の仲間たちのもとを戸別訪問し立ち退きを求めてきています。

私たちはこれまで再三再四、国交省に団体交渉による話し合いを求めてきましたが、国交省は「話し合いはする。ただし人数は当事者+支援者3名まで。参加者は名前を名乗ること。録音・録画・写真撮影に応じること。」という不当な条件をつけ事実上の話し合い拒否を続けています。

そこで2月23日、荒川河川敷住人で以下の申し入れ書を作り、赤羽にある国交省荒川下流河川事務所に提出することにしました。

        

国土交通省関東地方整備局
荒川下流河川事務所長 殿
同 小名木川出張所長 殿

申 入 書

私たちは荒川河川敷堀切橋下流に暮らす住民です。
貴事務所らは昨年8月9日に「警告」なる文書を配布し、以後、「墨田自然再生工事」を名目に、野宿を余儀なくされている私たちに対し立ち退きを迫ってきた上、野宿者排除に反対し工事の白紙撤回を求める多くの人々の声を無視して工事を強行してきました。
貴事務所らと私たちとの話し合いは、これまで9月12日と10月27日の2度に渡り行われてきましたが、いずれも話し合いの直前あるいは当日に工事を強行する、「不法占拠なので立ち退け」と一方的に繰り返すなど、およそ誠実と言える内容ではありませんでした。この話し合いの場での、貴事務所らの野宿者に対する差別に満ちた発言、態様には強い憤りを覚えています。
以降、貴事務所らは不当な条件づけを行うなどして話し合いを事実上拒否しながら、その一方で、11月、私たちの仲間の1人が暮らす小屋や、抗議の意志を表した看板、皆で共同で使用している小屋に対し、河川法75条に基づく強制撤去を行おうとしました。また11月15日、12月28日、1月12日の3度に渡り、機動隊を含む多数の警察官を動員し、私たちが明確に不同意の意思表示をしているにも関わらず、小屋、猫小屋、看板等を法的手続きを経ずに強制撤去する、フェンスやネットで私たちの小屋の回りを囲い込むなどの暴力的な行為を繰り返しています。
私たちは貴事務所らに、このような暴力によって私たちの生活を脅かすのをやめ、真摯な話し合いによる解決を行うよう求めます。以下、申入れます。

一、連日の戸別訪問をただちにやめること。

上記に挙げるような暴力的な対応を続けてきた貴事務所らが、立場の弱い個人に対し複数名で連日巡回し立ち退きを求める行為は、単なる威圧でしかありません。ただちにやめて下さい。また、貴事務所らが戸別訪問に際し無断でビデオ撮影をするという人権侵害行為を行ったことに対しても厳重に抗議し、許可なく撮影した映像の消去と謝罪を求めます。

二、団体交渉による話し合いを行うこと。


三、話し合いに際し、不当な人数制限を行わないこと。

貴事務所らは話し合いに際し、私たちと少数の支援者計15名の参加しか認めないという不当な人数制限を行っています。しかし、「墨田自然再生工事」が国と地方自治体による公共工事であること、この工事が「ホームレスがいて不安」など野宿者に対する差別・偏見に基づいて行われていること、これによって野宿者の生存権、居住権が脅かされていること、また猫などの動植物もその生存を脅かされており動物愛護、自然保護の観点からも批判のある工事であることなどを考えれば、今、起こっていることは極めて社会性・公共性の高い問題です。貴事務所らは開かれた場での話し合いを行い、この問題に関心のある誰に対しても説明責任を果たさなければなりません。

四、話し合いに際し、氏名聴取や撮影等を行わないこと。
貴事務所らは話し合いに際し、氏名を名乗ること、録音、録画、写真撮影をさせることを条件として挙げています。
公的な立場である貴事務所らが氏名・役職を名乗るのは当然ですが、一私人である私たちや私たちを支える人々が個人情報である氏名を名乗ることを強要され、肖像権を侵害されるいわれはありません。ましてや、私たちに対したびたび暴力的な人権侵害行為を続けている貴事務所らに、なぜ個人情報を提供しなければならないのでしょうか。真摯な話し合いを行うためにも、このような不当な強要はやめてください。

以上について2月末日までに誠意ある回答を求めます。

荒川河川敷堀切橋下流住民有志


        

私たちが荒川下流河川事務所に着いてみると、事務所の門は固く閉ざされ複数の職員が待機。中へ入ろうとすると職員は門を閉ざしたまま私たちをブロック。文字通りの門前払いというやつでしょうか。よく見ると、事務所近くには私服警官の車両。隣接する資料館はなぞの臨時休館。今日来ることは事前に伝えていないし、ブログやMLでも公開していないのに、なぜこんな物々しい態勢で迎えられるのでしょう。不気味です。

「私たちは墨田自然再生工事が行われている荒川河川敷住人とその支援者です。今日はこの申入書をお渡ししに来ました」
「では私がここで受けとります」
しかし門の向こうから話すこの人は工事のことも野宿者のことも何も所管していない総務課長タカツ。
「あなたではなく、この件を担当している桑原管理課長、あるいは現場に来ている職員に直接渡して話をしたい」
と言うと
「今日は課長がおりませんので、ここで私が受けとります。それでお引き取りください。」
「あのー。他の来庁者にもこういう対応してるんですか?担当課長がいなかったら門前払いをするのですか?」
「・・・・・・・」
そこへ一台の車が何も咎められることなくスーッと中へ入っていきます。
「これはどういうことですか。他の来庁者は通して、なぜ私たちはここから先へ入れないのですか。」
「・・・・・・・大勢で来られて騒乱を起こされるおそれがありますので」
「今日は申し入れ書を渡しに来たと言ったでしょう。これが騒乱に見えますか。」
「それに、事前に連絡をしていないのに、なぜ朝から門を閉めて待機していたのですか。なぜ今日私たちが『大勢で来る』と思ったのですか。」
「そういう情報提供がありましたので」
「どこから?」
「・・・・・・・・」
「江東区でも昨日デモがありましたし、江東区役所とも連携を取りながら・・・・」

「え?警察じゃなくて?」
「違います」
「江東区役所から情報提供があったんですか」
「それは言えません」

ただ申し入れ書を渡して話し合いを求めているという意思表示をしようと行っただけなのに、この門前での対応で約20分。いらぬ混乱を巻き起こしたあげく、警察や江東区役所との野宿者排除・弾圧目的の連携まで明かしてしまった総務課長の不手際ぶりが、怒りをとおりこしてなんだか哀れに思えてきます。

その後やりとりの末、無事中に入って管理課職員に申入書を手渡すことができ、荒川の仲間の口からはっきり堂々と「毎日毎日、国交省職員に時間を問わず訪問されて困っている」「正面から話し合いに来い」と伝えることもできました。
この申し入れ書に対する回答期限は2月末日。国交省にきちんと話し合いに応じさせるべく、多くの皆様のご支援とご注目をお願いいたします。

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