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zoom RSS 錦糸公園墨田区体育館での排除について、抗議声明への賛同を募っています

<<   作成日時 : 2010/06/15 12:12   >>

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5/25に錦糸公園墨田区体育館において野宿の仲間の荷物撤去・廃棄が行われた件について、私たちが作成した文章を抗議声明として広く賛同を募ることにしました。取り組みに心を寄せて下さる多くの皆さんからの賛同をお願いします。個人/団体両方からの賛同を受け付けます。氏名または団体名を公表していいかどうか、合わせてお知らせ下さい。賛同金は不要です。(※当事者への応援・励ましのメッセージ、区や警察に対する抗議のコメントなどございましたら、ぜひお送りください。その際、ブログ等での公開の可否もお知らせください。)第一次集約の締切りは6月20日です。
(連絡先: 山谷労働者福祉会館活動委員会 東京都台東区日本堤1-25-11/Tel&Fax 03-3876-7073/Mail: san-ya@sanpal.co.jp)

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【墨田区スポーツ振興課が野宿者の荷物を撤去・廃棄したことに抗議します】
さる5月25日(火曜)、錦糸公園にあり、取り壊しが予定されている墨田区体育館にて、野宿生活を営む人々の荷物が撤去されました。強制撤去の被害者は、わかっているだけでも5名。同週の金曜日(5月28日)、私たちは責任部署である墨田区スポーツ振興課にて、荷物撤去の経緯について詳細を問い、荷物の返還を求めました。
しかし、スポーツ振興課の職員は、荷物については既に廃棄されており返却することはできない旨を平然と繰り返しました。また、人々の荷物を同意なしに撤去・廃棄したことについて、一切謝りの言葉は口にせず、最後には「業務に差し障るので」という理由で警察を呼んで私たちを排除させるという対応でした。私たちは、このような対応に強く抗議します。

野宿者の生活と命をあまりに軽視した行為
 5月28日にスポーツ振興課の窓口で明らかになったのは、荷物撤去が非常にずさんな方法で行われたということです。以下、その内容です。
●荷物に「撤去します」という警告書が貼られてから、撤去されるまでたった4日。
●撤去の前にも撤去に際しても、スポーツ振興課の職員は荷物の持ち主と話をしておらず、荷物の処分についての同意を得ていません。
●荷物の撤去・廃棄の手続きについて、警察のみにアドバイスを求めています。
●荷物撤去・廃棄について、法的な手続きについて確認せずに実行しています。
●荷物撤去に際し、撤去する荷物内容の目録を作っていません。
●撤去した荷物を保管せず、下請けの業者に任せっきりです(結果として早々と廃棄処分されました)。
●荷物を処分したことについて、「謝罪をしない」と言いきっています。
 野宿者の荷物の撤去は、人々の命を左右する事柄であるにも関わらず、法的に必要な最低限の手続きすらとられていないということがわかります。明らかに、都市公園法、行政手続法などの手続法規に基づかない撤去・廃棄であり、違法です。撤去・廃棄された荷物には、毛布や布団、ダンボール、服などの品が含まれていました。これらの品物は、野宿における生活・生存の基盤となるものです。撤去があった日の夜、寝具がなくて一睡もできなかった野宿の仲間がいます。
 5月28日のやりとりの場には、荷物を撤去された野宿当事者もいました。その仲間を前にしながら、「謝罪はしない」と言い切り、警察を呼んでその場を収集しようとするスポーツ振興課。その姿勢は、あまりに人間の命を軽視しています。誠実な対応を取ることを求めます。

貧しい人々の排除を前提とした街作りはおかしい
 今回の事件は、錦糸公園の墨田区体育館の取り壊しが進む中で起こりました。公園内には新しい体育館が建っており、PFI(民間の資金を導入し、公共施設を維持運営する方法)により運営されています。また、東京スカイツリーの完成を目前に、墨田区土木管理課は、野宿小屋に排除の圧力をますます強めています。隣接する江東区の竪川河川敷公園では、スポーツ公園を作るという名目のもとに工事が進められ、野宿小屋が排除に直面しています。また、渋谷の宮下公園では、ネーミングライツ契約のもと、大企業ナイキにより公園全体が作り替えられ、有料のスポーツ施設になろうとしています。
 これら一連の再開発/排除の進行は深く結びついています。再開発と民間資本の導入(それにより縮小される公共圏)により、貧しい人々の排除が進み、街が一部の富裕層のものとして作り替えられようとしています。私たちは、あからさまな排除を伴ったこのような動きに反対します。経済危機が進む中、貧富の差が広がり、多くの人々が生存ギリギリの生活を強いられています。これら貧しき、声なき人々とともに、公共の意味を問い、排除に抗する声をあげていきましょう。

2010年6月10日
山谷労働者福祉会館活動委員会
山谷争議団・反失実
野宿労働者有志



資料その1: 5/28墨田区スポーツ振興課とのやりとり
(野):野宿の仲間&山谷労働者福祉会館活動委&山谷争議団・反失実
【スポ】:墨田区スポーツ振興課職員

(野) どういう経緯で荷物を撤去したのですか?
【スポ】「手順をおって処分したので、ご理解いただきたいと思います。」
【スポ】「本所警察警護課に確認して、『問題ない』ということでしたので。」

(野) 関係法令は調べたのですか?
【スポ】「警察に法律的な問題があるか確認した上で、やっております」

(野) 当事者に、「こういう施策がある」などの説明をしたのですか?
【スポ】「していません。」

(野) 荷物が持っていかれて、どういうことになるのか考えているのですか
【スポ】「わかりません。」

(野) 荷物を撤去した際、何と何を持っていったか、記録として残っているのですか?
【スポ】「残ってないですよ」

(野) 何を持っていったのか、それが誰の荷物なのか、そういうものがまったくわからない状態で撤去したということですか?
【スポ】「そうですよね」

(野) 問題があると認識されてないんですか?
【スポ】「警察の方に確認した上で。。。。」
【スポ】「我々は、警察の方に承認を得て、実施したということですよね。」

(野) 張り紙をはったことで承認を得たことになるんですか?
【スポ】「なるんじゃないかと思うんですけどね」

(野) いきなり処分するなんて、問題あるんじゃないですか?
【スポ】「警察の方で、問題ないということですから」

(野) 本人の荷物を勝手に持っていったことについて、謝罪の言葉はないのですか。
【スポ】「謝罪はしません」

(野) 法律的な点、人道上の点、それぞれから、どのように判断するのか聞かせてほしいのですが
【スポ】「法律的なところについては調べてません。法律的には確認してません。」
【スポ】「もし法律的に間違ってるというんでしたら、その法律をおしえていただきたいな、と。」

(こちらの抗議に対して)
【スポ】「ちょっと、警察に電話してくれ」

(野) なぜ、警察を呼ぶのですか
【スポ】「業務に支障をきたしますから」

(野) 人道的には、どうなのか。謝罪はしないのですか?
【スポ】「謝罪はしません」



資料その2: 経緯
●5/19(水曜) 江東寮の職員が初めて回ってきて、寮の案内を手渡した。
●5/20(木曜) ガードマンが初めて回ってきて「もういられない。今月中に行き先を決めてくれよ。」と言ったのが、立ち退きについての初めての話。
●5/21(金曜) 初めて荷物へ警告書。警告書の主体名は「墨田区役所」となっていますが、貼ったのは墨田区スポーツ振興課。この日、同時に工事のお知らせの掲示(6/4解体工事着工という記述アリ)。夜は警察が回ってきて「そろそろ考えた方がいいよ。」
●5/25(火曜) スポーツ振興課職員と清掃業者が来て、荷物の撤去。業者は役所の仕事を受けている下請けの業者。荷物は一定期間保管されず、速やかに廃棄された。
●5/28(金曜日) 当事者とともに墨田区スポーツ振興課に出向き、荷物返還を求める話し合い
●5/31(月曜) 体育館の回りにロープが張られました。
●6/3(木曜) 夜11:30すぎ、本所警察署の複数の警察官により、体育館敷地で体を休めていた仲間たちが強制的に立ち退かされた。「明日も寝ていたら逮捕するからな」との恫喝も。


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